Top > 外貨預金のはじめ方
外貨預金を始めるタイミングはもちろん「円高」になったときです。
経済評論家の多くはまだまだ円高は進むと予想していますが、実際どこまで
円高が
進むかは各国の金融政策や日銀の介入の有無といった条件も絡んで
きますし、そもそも
正確に予想するのは困難です。
ただ、この1~2年は円高に進んでも円安になる要素は見当たらないという
ことはいえるでしょうね。そう短期間にドルや他の通貨が持ち直すとは思えません。
以上のようなことから「日本円に対して外国の通貨が安くなっている今」外貨
預金を始めるタイミングとしては絶好の機会ではないかと思います。
なお、外貨預金には下の2つの種類があります。
■ 外貨普通預金(金利は低いがいつでも払い戻す事が出来る)
■ 外貨定期預金(高金利だが期間が設定されている)
外貨預金を始めるタイミングは、円高になったときがいいというのは説明
しましたが、次にでてくる問題としては、円高のピークはどこかということです。
「1ドル=100円をきった!円高だ!」と外貨預金をはじめてもこれが1ドル
=90円まで進めば損することになります。あくまで自分が買ったレートよりも
円安にならないと利益はでません。
外貨の高金利を期待しているから為替の動きは関係ないと思っている人も
いるかもしれませんが実際には金利以上に為替変動による為替差益
(資産+)、為替差損(資産-)のほうが影響は大きいです。
そのため外貨預金を始めるタイミングは非常に重要になるわけです。
しかし、為替変動による損というリスクを必要以上に怖れていては外貨預金
のみならず、外貨投資全般はできなくなります。
為替変動による利益と損失を視野にいれて、余裕資金を運用するのが心の
平穏を保つためにも必要なことです。
外貨預金を始めるには専用の口座を開設することが必要です。大手都市
銀行は手数料が高いので、正直おすすめできません。
ネット専業の銀行(ネットバンキング)に口座を開設することをおすすめします。
→おすすめのネットバンキングはこちら
【外貨預金の口座開設の手順】
①外貨預金を扱っている金融機関の口座(普通口座)開設。
②外貨預金口座開設。
③日本円を口座(普通口座)に預け入れる。
④外貨を購入(外貨普通預金⇒外貨定期預金)。
日本円で外貨を購入(預け入れ)、または外貨から日本円へ払い戻しする
には市場の為替レートではなく、銀行所定のTTS(銀行売値)、TTB(銀行買値)
の値が適用されるので注意してください。
TTSやTTBの値は、その日の午前10時のレートが基準になり、その日1日の
取引すべてに適用されます。
ex). 1ドル=100円(10:00)なら1ドル=98円(14:00)になってもその日は
1ドル=100円で取引が行われます。(差額の2円は銀行のものになります。)
外貨定期預金は外貨普通預金より高金利が魅力ですが、満期になるまで
引き出すことができないため、金利以上に為替変動の影響をうけて大きく
利益が左右されるという問題があります。
例えば、
・外貨定期預金(1年間)開始時 1ドル=100円
・半年後 1ドル=110円
・1年後 1ドル=95円
と為替が動いた場合、本来なら1ドル=110円の時点で引き出しておきたい
ところですが、外貨定期預金ではそれができず、満期日の1ドル=95円で
強制的に決済されるわけです。
それに加えて「外貨→円」に戻す際に手数料が取られます(泣)。
こうした為替変動によって満期日に大きな為替差損が出ることを防ぐため、
または定期預金の期間中に得た為替差益を確定するため、外貨定期預金
の預け入れ時、または預入期間中に、満期日の外貨を日本円に交換する
為替レートをあらかじめ予約できる「為替予約(外貨先物予約)」という
ものがあります。
「為替予約(外貨先物予約)」を利用すれば満期日の為替レートと関係なく、
満期日の受取額が外貨定期預金の預け入れ時、または預け入れ中に
決めたレートで確定するのです。
先ほどの例でいえば1ドル=110円になった時点で予約をいれることで
満期日に為替レートが1ドル=95円でも1ドル=110円でお金を引き出せる
ということです。
ただし、為替予約する為替レートは「先物予約レート」といわれるその時の
為替レートよりも多少不利な為替レートとなることが普通ですし、為替予約が
できる口座自体が少ないというのが現状です。
手数料などを考えると円の定期預金とそれほど利回りが変わらなくなって
しまうこともあるので、金利、手数料などよく計算したうえで利用してください。
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